なにげない風景に癒される

大川村は山にかこまれた小さな村。高松や京都、クアラルンプールといった都市部で暮らしてきた大平さんですが、意外にも「来てみて困ることはなかった」そう。山や川といった自然にかこまれた暮らしを楽しんでいます。地域のお気に入りスポットを聞くと、「職場近くの橋がお気に入り」と話してくれました。「なんでもない橋ですが、自然の風景となじんでいて好き」なのだそう。毎日の通勤に心和む景色があるだけで、なんだか気持ちが豊かになりそうですよね。

マイペースに、ここちよく暮らす

休みの日には、村の方たちと交流する場に出かけることもあるのだとか。村のおじさんたちでお金を出し合って買ったという機材でカラオケ大会をしたりして、地域のイベントを楽しんでいます。とはいえ、基本的には家で過ごす時間が好きな大平さん。「地域のお付き合いもあるけど、強制されるようなものはないし、私は好きな時にふらっと参加するくらい。ひとりでいるのが好きだし、のんびりマイペースに過ごせています。」と語ってくれました。移住者だからと気負いすぎることなく、無理のない関係を築いていける。そんなあたたかな村の空気を感じました。