


繁殖から肥育まで一貫経営で土佐あかうしの生産拡大を目指す。
土佐あかうしのルーツは朝鮮半島の「韓牛」。明治時代に九州から高知へもたらされました。当初は農耕用の牛でしたが、1965年頃から食用に転換し、改良が重ねられ、現在「土佐あかうし」という高級ブランド牛としての地位を確立しています。しかし、後継者不足や牛肉の輸入自由化などの影響で、ピークだった1991年を境に、あかうしの数は大きく減少しています。そんな中、苦難を乗り越え、さらに生産拡大を目指す土佐町の農家さんがいます。 繁殖から肥育まで一貫経営し、親子3代で赤牛の畜産と米農家を営む川井さん一家。今回、川井さんたちが営む川井畜産で、農業畜産インターンを募集していると伺い取材をしてきました。
【人物紹介】
川井 規共(かわい のりとも)昭和56年生まれ。土佐町出身。米農家と畜産業を営む祖父、両親のもとで育つ。バスケットボールに熱中した高知農業高校を卒業後、和牛の畜産業がさかんな宮崎県の農業大学校へ入学。本格的に畜産を学んだ後、宮崎県都農町の肉牛一貫経営農家で半年間研修を受ける。その後高知にUターンし、平成13年に土佐あかうしの家業を継ぐ。畜産業に一般的な子牛を買ってきて育てる「肥育経営」ではなく、母牛に子牛を産 ませて育てる「一貫経営」で育てているのが特徴。 現在祖父の正さん、ご両親と親子3代で土佐あかうしを手がけています。
私が取材しました
株式会社ブリッジ 転職アドバイザー 山高 貴子
大学卒業後、塾講師・司法試験挑戦・OL経験・・・と紆余曲折の末、2010年からライターとしての活動を始める。
2016年、土佐町に移住。東京から離れて、スローライフに暮らしています。
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企業基本情報
会社名 | 川井畜産・農業インターンシップ |
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業種 | 畜産業 |
設立 | 1950年 1月 |
代表者 | 川井規共 |
事業内容 | 和牛の経営管理及び、現場作業インターン *土佐あかうしの繁殖から肥育までの一貫管理に取組み安定した生産業務を行って頂きます。 ・牛舎での飼育作業 ・たい肥だし 等 ※200頭の土佐あかうしの管理 |
本社所在地 | 土佐町 |