高知で働く

大川村「結いの里」

求む事務局長!四国の真ん中大川村での新規事業開発パートナー。

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私と仕事

何も強みがなかった自分


嶺北高校を卒業後に進路を考えた時に、周りが大学進学や地元の企業に就職していく中、自分の進路を想像することがなかなかできずにいました。
そんな時に、大川村から役場の試験を受けてみてはどうか?と打診をされて受験をし合格をして役場に就職することになったのですが、どうしても役場で働きたい。という想いよりかは、自分のやりたいことを仕事を通じて発見できればと思っていたそうです。
役場に就職したことは自分にとって大きな価値観の転換点で、それまでは、1村民からの大川村という視点だったのですが、それが、大川村行政全体からの1村民という視点になったことで、180度視点が変わったことは衝撃だったそうです。そこで8年間働くことになったのですが、仕事や村のイベントや青年団活動などを通じて地方創生の取り組みが必要だと言うことを実感。このままではいけない。しかし変えていくにも自分にはこれといった強みがなかったため、具体的な行動をできなかったそうです。

星のリゾートのチラシとの出会い


そんな時に、たまたま手に取った雑誌に星のリゾートの特集がありました。
これだ!と。ここでなら今の大川村に足りない何かを得ることができるはずだと思った平賀さんは、役場に相談をして転職を決意しました。
星のリゾートでは新規の観光施設の立ち上げに関わったりしながら、旅館経営の全般を学ぶ機会を得ることができました。ただ、働きながら自分がやりたいことは、地域課題の解決や地方創生だったので、いつかは再び大川村に戻るという気持ちがあったそうです。ですので、どこかで勇気を持って選択をしなければならないと思った平賀さんは、次の仕事が決まってなかったのに8年働いた星のリゾートを退社することにしました。

Uターンを決意


退社後数ヶ月程度は、自宅で育児をしながら地方創生などのプラニングをしていました。そんな時に大川村の村長と話しをする機会があり、今大川村でも地方創生の流れがあり、集落活動センターを開設して集落全体の維持や集落自体の経済活動を推進する場を作る計画があることを知ったそうです。
それをきっかけに平賀さんは大川村へのUターンを決意しました。

結いの里での目標


大川村集落活動センター“結いの里”は、元保育園施設を改修し、2016年3月に開所した施設で、主に給食、軽食、物販の運営を行っていて、村内の保育園・小中学校の給食調理のほか、農産加工品の販売所や村民の交流の場としての機能を備えています。
この施設の中での目標は、地域の方と移住者の双方にとって有益なセンターにすること。地域資源のポテンシャルは移住者の視点によって引き出されると思っていますので、移住者の方々が仕事や生活をしやすい環境作りを第1に考えています。

結いの里での役割


まだ立ち上げ間のない施設なのと人員不足のために平賀さんの役割はほぼ全般にわたります。平賀さんとしてましては、この結いの里から地域課題などの解決をしていきたいと思っているのですが、給食や軽食などの日々の運営に時間を割かれ、新規事業の開発などに着手できる時間が今はありません。ですので、右腕の存在として事務局長の募集を開始しました。具体的な活動としてましては、観光イベント等による村外との交流、新たな特産品開発や「大川黒牛」「はちきん地鶏」の生産拡大など、多岐にわたります。