

私と地域

世代をこえてつながる場
大川村では、老若男女問わず村民同士での交流の場がもたれています。和田さんが時々参加する俳句の会も、そのひとつ。月1回、村の駅にある村民室で行われています。大川村俳句会が主催しており、時には高知市内から先生を招いて、村のメンバーで和気あいあいと行われています。

異世代交流からうまれる会話
メンバーは約10人。70~80代のおばあちゃんを中心に、最近では20代の参加者も増えてきました。月に一度集まって詠みあうことで、俳句の力を高めるだけでなく、日頃顔をあわせない人との交流も楽しんでいます。異世代がともに集う会だからこそ話題の幅もひろく、豊かな時間を過ごしているそうです。

先輩方から受け継ぐ文化
和田さんがこの会に参加したのは、義理のおばあちゃんに誘われたことがきっかけでした。県外から来た和田さんも、この会を通して地域の方との交流が深まり、村の方のことを深く知れるようになったそう。また、若い世代との交流は、年配の皆さんの励みにもなっているようです。俳句という日本文化や地域のことを若い世代に伝える大切な場となっています。